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2006年2月の「現代画報」に「チュニジア共和国 カルタゴ遺跡」という記事
がありました。 カルタゴ、と言えば中・高校の歴史の教科書で、「象のハンニバル」という将軍 が有名ですよね。 第二次ポエニ戦争で、なんと37頭の象を率いてアルプスを越え、イタリア半島 へ侵入を試みたエピソードはあまりにも有名。 彼の戦術家としての手腕にたいする評価は非常に高く、なんと2000年を経た 現在でも、色々な国の軍隊組織から参考にされるほどなどだそうです。 教科書的に有名なのはポエニ戦争ですが、文学の世界では、ローマの著述家ヴェ ルギリウス(ヴァージル)の「アエネイス」も有名です。 カルタゴの女王デイドと、トロイを追われた英雄アエネイスの悲恋が取り上げら れているのですが、オペラの題材などにもなっています。 アンデルセンの「即興詩人」に主人公のアントニオが歌姫のアヌンチアタを初め て見るシーンで、アヌンチアタが演じていたのがデイドでした。 また、フローベールの小説「サランボー」は、カルタゴ女神タニッチに仕える巫 女サランボーのお話。青年隊長マトーはサランボーに恋しますが、これもまた最 後にマトーが死んでしまうといういう悲劇で、映画にもなりました。 カルタゴは、作家たちに、激しく、悲しい恋のロマンを予想させるイメージをも っているのかも知れませんね。 外壁塗装 PR |
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